パサつき・ツヤ不足を防ぐ!ドライヤー×トリートメントでうるツヤ髪へ|山本浩介
- ビューティー
最終更新日2026.09.10
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ヘアサロンに行った日はツヤも甦ってパサつきのない潤いのある髪になったのに、1~2日で元通り。そんな経験をしたことがある人は多いのでは。サロン帰りの美しい仕上がりを長く保つには、髪に潤いを与えるトリートメントと、その効果を引き出すドライヤーの使い方が鍵となります。今回は、カラーとヘアケアを得意とするhair salon ancの山本浩介さんに、自宅で実践できるケアのポイントを伺いました。
目黒にある「hair salon anc(アンク)」のスタイリスト。カラーを得意とし、施術で受けやすい髪のダメージケアにも定評がある。髪質やダメージに合わせてトリートメント剤を使い分け、来店した時よりもうるツヤな髪に仕上げることを大切にしている。
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40~60代の大人男女のお悩みは「髪にツヤがなくパサつく」

目黒から徒歩3分の好立地にあるhair salon anc。スタイリストの山本浩介さんが得意とするのは、その人の髪質、雰囲気、肌の質感などに合わせたカラーです。一方でカラーは髪に負担がかかりやすく、ヘアスタイルの相談とともにダメージヘアのお悩みも多く寄せられます。なかでも40~60代の大人世代に多いのは「ツヤがなくパサつく」というもの。長年繰り返してきたカラーが原因かもと悩む人に対して、「昔のダメージはそれほど気にしなくて大丈夫」とアドバイスし、毎日のケアの大切さを伝えます。
「ダメージの蓄積はゼロではありませんが、髪の毛は死滅細胞と言って生えてきた時には死んでいる細胞です。10年前のパーマやカラーのダメージが、今の髪にそのまま残るわけではありません。それよりも生える前の毛根の栄養状態の影響が大きいです。 また、超高温のヘアアイロンによる直接的な熱ダメージや、ドライヤーなどによる乾かしすぎは、パサつきを加速させ、カラーの退色も招きやすくします。ヘアアイロンやドライヤーの使い方、そして普段のケア不足が、ツヤのないパサついた髪にしてしまうんです。ドライヤーの使い方を見直して、トリートメントなどのケアをすることで、パサつきのないツヤ感につながります」
パサつき・ツヤ不足の髪には、毎日の丁寧なヘアケアが大切

ドライヤーなどの何気ない使い方が招いてしまうパサつきやツヤ不足。ダメージのある髪のケアについて山本さんは「エイジングヘアケアとダメージケアの方法はほぼ同じ」と言い、だからこそ年齢に関係なくケアを始めると良いとアドバイスします。そして、ケアの基本は、洗髪から乾かし終わるまでのすべての工程を丁寧にすることだとも指摘します。
「すべての工程とは、洗髪、トリートメント、くしを通す、タオルドライ、ドライヤーといった工程ですが、そのなかでも乾かす工程には特に気を付けていただきたいです。乾かす時はまず、ある程度の水分を取っておくと、ドライヤーをかける時間が短くなります。いわゆるタオルドライの工程ですが、私のおすすめはタオルではなくキッチンペーパー。吸水力が高く、あっという間に髪の水分を吸い取ってくれます。
ドライヤーをかける際は、頭の後ろから前に風を送り、乾きにくい後頭部を先に乾かします。自分でやる時は、下を向くと良いですよ。その後、頭頂部から髪先へと風を送ります。
水分がしっかり取れていれば乾くのが早くなるので、ドライヤーは髪からそれほど離さなくても大丈夫です。熱いと感じたら、温度を変えられる場合は変え、変えられない場合は頭皮から離します。
全体の8割ほど乾くまでは風を強めにしておき、温度も高めにして速乾を目指します。ある程度乾いた状態で風量が強いと、風で髪が散ってパサついたように見えてしまうため、残りの2割ほどになったら風量も温度も下げます」
うるツヤ髪になるための自宅でできるヘアケア

そもそもパサつき、ツヤ不足の原因はなんでしょうか。山本さんは、髪が水に濡れることで内部の栄養分が流れ出てしまうからだと説明します。そして、髪に潤いを与えるトリートメントを使い、最後にドライヤーの温風で髪を乾かしながらケアする方法がおすすめだと言います。
「洗髪で濡れた髪はキューティクルが毛羽立ち、そこから栄養分が流れてしまいます。そこで、シャンプー後のトリートメントに加え、ドライヤー前のアウトバストリートメントで髪に潤いを補います。使用するトリートメントは、ドライヤーの温風を利用する熱反応型トリートメントがおすすめです。髪内部でトリートメント成分とタンパク質が熱に反応することによってなじみやすくなり、パサつきを抑えたつや感のある仕上がりを目指せます。
熱反応型トリートメントの薬剤が反応する温度は60℃ほど。ドライヤーの温風が90~95℃程度だと、髪表面や内部がちょうどそのくらいの温度になります。温度の高いドライヤーは少し離して使うと良いでしょう」
栄養分は毎日出ていくので、サロンでの定期的なケアだけでなく、毎日のヘアケアが大切。トリートメントとドライヤーを上手に活用することが、パサつきを抑えたうるツヤ髪への近道なのです。
ツヤ不足・パサつき髪のケアに関する、よくある質問
髪のツヤが不足する理由や、パサつきの原因がわかっても、毎日のヘアケアでは「これで合っているのかな」と迷うこともあるのではないでしょうか。ツヤのある、パサつき知らずの潤い髪になるため、洗髪後のヘアケアとコツを教えてもらいました。
Q. パサつきやツヤ不足を防ぐには、ドライヤー前に何をすれば良いですか?
A. ドライヤーをあてる時間はできるだけ短いほうが良いため、最初にタオルドライで余分な水分を取りましょう。タオルでも良いのですが、おすすめはキッチンペーパーです。吸水力が抜群で、短時間のドライヤーでしっかりと乾き、結果としてパサつきを抑えやすくなります。

Q. ドライヤー前のトリートメントはどのくらい付けると良いのでしょうか?
A. タオルドライ後は、まず髪内部に浸透しやすい熱反応型のミストタイプのトリートメントを付けます。スプレー式なら、1ヶ所につき1~2プッシュ。外側の髪を持ち上げて、内側も忘れずに。付けた後は、粗い目のくしでとかすと、トリートメントが全体に付きます。成分を入れ込むイメージで、髪を手で軽く握ると良いですよ。その後にオイルタイプのトリートメントを付けるのがおすすめです。ドライヤーをかける時は、再度余分な水分を拭き取ります。

Q. トリートメントを付けた後、ドライヤー前に軽く拭き取るとトリートメント成分が取れてしまうのでは?
A. 洗髪後の髪の内部は、シャワーでつかった水道水が含まれている状態です。アウトバストリートメントを付けると、浸透圧によってトリートメント成分が髪内部の水分と入れ替わるため、髪の外側の水分は拭き取っても大丈夫です。むしろ、ドライヤーで乾かす時間を短くするためにも、拭き取ったほうが良いです。乾かした後にもパサつきを感じるようなら、最後にオイルタイプのトリートメントでコーティングしても良いでしょう。

インタビューを終えて
「髪もお肌と一緒」と言う山本さん。基礎化粧品で毎日お肌のケアをするように、髪もトリートメント剤を使い、水分・油分を日々補う必要があるのです。お肌と異なるのは、ドライヤーの熱を利用してケアができること。毎日のヘアケアを習慣にすることが大切です。

店名:hair salon anc
住所:東京都目黒区下目黒1-2-20 坂田ビル2F
電話番号:03-3492-1590













