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ハリ・コシ不足を感じたら。今日から見直したい大人世代のヘアケア習慣|高橋宣子

  • ビューティー
公開日2026.07.29
最終更新日2026.07.29
読み終わるまで13分

年齢を重ねた髪のお悩みごとの上位に挙がるハリ・コシの不足。原因は加齢だけではなく、カラーなどによる長年のダメージの蓄積に加えて、食生活や洗髪の方法といった何気ない習慣が影響しています。なかでもドライヤーの使い方は、間違った方法を続けると髪に大きな負荷をかけてしまいます。そこで、10代~80代まで幅広い年齢層のリピーターが通うヘアサロン「Avalon」のオーナー・高橋宣子さんにハリ・コシ対策やドライヤーの使い方についてお聞きしました。

Profile
プロフィール
高橋宣子
Avalon 代表

「なりたい自分」と「似合う自分」、その両方を叶えることを大切に、一人ひとりの骨格・髪質・雰囲気を見極めて、その人らしさを引き出すデザインを提案。「ヘアサロンでの仕上がりを毎日自分で再現できること」を信条とし、派手すぎず、頑張りすぎず、鏡を見るたびに自分を好きになれる「大人かわいい」スタイルづくりが評判。 https://www.avalonhairsalontokyo.com/

サロンで多い大人世代の髪の悩み「ハリ・コシ不足」

一人ひとりが目指すスタイルを、その人らしくデザインするヘアサロン「Avalon」。10年、20年と通い続ける人も多く、オーナーの高橋さんは、年齢とともに移り変わる髪のお悩みに寄り添ってきました。なかでも40~60代に多いのが、ハリ・コシ・ボリューム不足のお悩みです。

「ハリ・コシ不足は、加齢のほか、カラーやパーマを繰り返すことで蓄積する髪への負担も一因です。長年のダメージの積み重ねにより髪の内部が少しずつ空洞化することで、ハリやコシが失われていきます。早い人では30代半ばから髪質に変化を感じるようです。

またボリューム不足は、頭皮の弾力の低下、たるみが原因です。皮膚が下がると毛穴も下を向いてしまうため、髪が根元から立ち上がりにくくなります。その結果、トップのボリュームが失われ、髪全体がペタンとした印象になってしまいます」

そして、ハリ・コシ不足に拍車をかけるのが、日々の何気ない生活習慣だと高橋さんは指摘します。

「特に髪の乾かし方は注意したいところです。過度な温風は髪にダメージを与えやすく、間違った乾かし方が習慣化してしまうと髪質に大きな影響が出ます。正しくドライヤーを使うことで、髪のコンディションが整い、ハリやコシのある髪へと導くことができます。もちろん、三食バランスよく食べるといった食習慣の見直しも大切です」

丁寧なカウンセリングでハリ・コシ不足などの悩みに寄り添う

ハリ・コシ・ボリューム不足のお悩みに対し、高橋さんはその人の希望を踏まえながら、ダメージが目立ちにくいスタイルを提案します。その時に気を付けているのが、自宅でもサロンの仕上がりを再現できるようにすることです。

「カウンセリングでは、前回のカットから次のカットの間にどんな迷いや困りごとがあったかを聞いています。スタイリングが上手くいかなかった場合は、やり方がわからなかったのか、それとも髪に扱いにくいところがあったのか、悩みの裏に隠れている原因を見つけ、その人がセットしやすいスタイルに仕上げます。

しかし、一番大切なのはお客様が「なりたい自分」になり、前向きになれること。ハリ・コシ不足のお悩みが気持ちを下げているのであれば、時には髪のダメージ回復を優先してカラーを1回お休みすることを提案します。逆に、ダメージがあったとしてもお客様の気分が上がるのであればカラーを入れることもあります。ヘアスタイルは、気持ちを明るくするものですからね」

ペタンとしやすい大人世代の髪に。ハリ・コシのある髪へ導くヘアケア

毎日の習慣が、エイジングを感じさせない健やかな髪を育みます。正しい洗髪方法とドライヤーのかけ方とはどのようなものなのでしょうか。

「髪は、濡れている状態ですとダメージを受けやすくなります。また高温に弱いため、髪を洗う時は36~38度の少しぬるめのお湯で髪全体をしっかり濡らして、指の腹で頭皮をマッサージするようにし、毛先はしっかり泡立ててから洗いましょう。

髪や頭皮が濡れた状態が長引くと、キューティクルが傷みやすくなりハリやコシが不足する要因となります。また、菌が繁殖して匂いの元にもなるので、手早く乾かしましょう。

乾かす際は、タオルで髪の水分を軽く拭き取った後、粗めのブラシや手ぐしで髪の絡まりをほぐしてからドライヤーをかけます。ただ、高温の熱風は逆に髪の毛を傷めてしまいます。温度に頼るのではなく、風量と組み合わせて一気に乾かすと良いでしょう。一般的なドライヤーは高温の風が出てくるものが多いので、熱い場合は髪から離して温度を調節してください」

毎日の丁寧な洗髪と正しいドライヤー習慣にあわせて、ハリ・コシ不足を感じるようになったら、週1回の集中トリートメントがお勧め。髪のダメージが大きい時や回復が遅い時は、週2回に増やすと、健やかで美しい髪の状態が持続しやすくなります。

ハリ・コシを守るドライヤー習慣やヘアダメージに関する、よくある質問

大人世代の髪のハリ・コシを守るには、素早く乾かすことが大切です。正しい乾かし方がわからないといったお悩みに、高橋さんがお答えします。

Q.ハリ・コシ不足のパサついた髪には、どのようにドライヤーをかけると良い?

A.強めの風量で髪の根元から素早く乾かしましょう。次に根元と毛先の中間部分に風をあて、乾きやすい毛先は最後にするのがポイントです。100~120℃といった温度の高い風が出るドライヤーの場合は、地肌から距離をとることで、髪や頭皮の熱ダメージを抑えられます。

Q.ロングヘアを早く乾かすコツはありますか?

A.セミロングやロングの場合、乾くまでに時間がかかります。そこで最初は、髪の毛の密度が高い耳裏から後頭部にかけての根元を乾かします。頭頂部の少し下も忘れやすいので要注意。この2カ所を先に乾かしておくと、全体のドライヤー時間が短くなります。

Q.髪を傷めないためのドライヤーの使い方のポイントは?

A.ドライヤーは一点にあて続けず、手ぐしを通しながら根元から毛先へ風を流します。温風を直接頭皮にあてるのではなく、斜め方向から後ろの空間に風が逃げていくような角度であてると、髪の中に高温の空気が溜まるのを防げます。

インタビューを終えて

ヘアセットが決まると、その日の気分が上がりませんか。ダメージヘアは、そんな気分を台無しにしてしまいます。高級なヘアケア剤を使ってもいまひとつ効果を感じていない人は、一度、ドライヤー習慣を見直してみましょう。毎日のことだからこそ、正しい髪の乾かし方やヘアケアを実践したいものですね。

店名:Avalon​

住所:東京都渋谷区神宮前 3-41-1 1F

電話番号:03-3478-3003

URL:https://www.avalonhairsalontokyo.com/

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