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うねり・広がりでスタイルが決まらない!  加齢による髪の変化と正しいケア|石原佑亮

  • ビューティー
公開日2026.07.29
最終更新日2026.07.29
読み終わるまで14分

年齢とともにファッションの好みや似合う服が変化するように、自分に合うヘアスタイルも変わっていきます。今までの髪型がなぜかしっくりこない。その背景には、加齢によるうねりやくせ、広がりなど、髪の変化が影響していることも。大人世代の男女から支持を集めるヘアサロン「ほへと。」のオーナー・石原佑亮さんに、うねりやくせ、広がりが気になる髪の対策として、エイジングヘアケアやドライヤーの使い方をお聞きしました。

Profile
プロフィール
石原佑亮
ほへと。代表

大人世代の髪の変化に寄り添った施術とスタイルで、その人の「こんな印象になりたい」という思いを形にする美容師。一人ひとりのライフスタイルに合わせた、負担のない再現性の高いヘアスタイルの提案に定評があり、性別を問わず支持を集めている。 https://hoheto.tokyo/

40~60代の大人男女のお悩みは「今までのスタイリングができなくなった」

新宿にあるヘアサロン「ほへと。」は、大人世代に寄り添い、年齢の変化に合わせたヘアスタイルやヘアケアを提案しています。高いカット技術に定評があり、その人の「今」に合うスタイルを追求するオーナー・石原佑亮さんのもとには、いろいろな相談が寄せられます。なかでも多いのは、これまでのヘアスタイルが年を重ねるにつれて似合わなくなってしまったというお悩みです。その理由を石原さんは「加齢によって様々なバランスが崩れるため」と指摘します。

「バランスが崩れる原因のひとつが毛穴です。年齢を重ねると毛穴が開きやすくなり、そこから生えた髪の毛は支えがないため、生え際が立ち上がらずにペタンと下がってしまいます。トップのボリュームが出なくなることでヘアスタイルのバランスが崩れてしまうんです。

さらに、毛穴が広がっていると髪の毛に栄養が行き渡りにくくなり、細くなったり太くなったりして均一ではなくなることからうねりも出てくるようになります。うねりによって髪の毛が広がるとボリュームのバランスが崩れるうえ、スタイリングが難しくなり、これまで通りにセットしていてもうまくいかない、似合わないと感じるようになります」

加齢による変化を活かしたヘアスタイルやセットでコンプレックスを解消

毛穴の広がりに端を発する大人世代の髪のお悩み。根本的には頭皮ケアや髪質改善が必要となりますが、石原さんは加齢による変化をコンプレックスやマイナス要素にするのではなく、それを活かしたヘアスタイルを提案します。

「例えば、うねりが出てきたり、くせが強くなった髪は、カーブのラインを活かすようなパーマをかけたり、パーマのように見えるカットを施します。トップのボリュームがなくなっている場合や髪の毛が広がってしまう場合は、ドライヤーのテクニックでも調整できるので、全体のバランスを見て整えていきます。

服装の色味やデザイン、アクセサリーなどの好みが年齢とともに変化することでバランスが変わることもあります。そこも加味しながら、目や口の位置と髪の毛のカットのラインを見極めて、一番似合うスタイルを提案します。

その時に大切にしているのは、お客様が『どんなふうに見られたいか』ですね。『若く見られたい』という希望が多いものの、例えば男性では『かっこよく見られたい』という希望も多く、カウンセリングですり合わせながらカットをしていきます」

ヘアスタイルの提案時に、エイジングヘアケアについて相談を受けることも多い石原さん。大人世代の髪のケアは「早ければ早いほど良いですね」と言います。

「頭皮環境を整えるにはヘッドスパなどのスペシャルなケアに加えて、洗髪やドライヤーの習慣を見直すことが必要です。髪質改善は時間がかかりますが、将来的に“きれい”がより長く続きます」

うねり、広がりヘアさんの、自宅でできる美髪ケア

エイジングヘアケアに欠かせないこととして石原さんが指摘するのが、髪の乾かし方です。実はドライヤーを使う前にもコツがあるのだとか。

「半乾きや、濡れた状態で絡まった髪を無理にほどくと、キューティクルが損傷して広がりや枝毛の原因になります。そこで大切なのが、乾かす前にくしを通すひと手間です。目の粗いくしで髪をとかすことで、水分が均一に広がって髪が整い、乾きやすい状態になります」

そしてもうひとつ、石原さんが重要なポイントとして挙げたのが、ドライヤーの動かし方でした。

「乾かす時は、ドライヤーを左右に振るのではなく、一定の位置から風をあてるのがポイントです。軽く腕を伸ばして頭皮からの距離を保ち、手ぐしを通しながら乾かすことで、風による髪の広がりも抑えられます。距離を保つ理由は、ドライヤーの熱から髪を守るためです。一般的にドライヤーの温度は100~120℃ほどとなり、頭皮や髪に近づけすぎると熱ダメージにつながることがあります。腕を軽く伸ばした程度の距離があれば、ドライヤーを振らなくても熱さを感じにくく、効率よく乾かせます。

うねりが気になる方は、手で髪を軽く引っ張って伸ばしながら風をあてると、うねりが収まります。 髪の毛が広がってしまう場合は、ドライヤーを上からあてると落ち着きます」

うねり・広がり髪の乾かし方に関する、よくある質問

髪を健やかに保つためには、ドライヤーの風のあて方に加えて、乾かす前のひと工夫が大切です。うねりや広がりが気になる髪の乾かし方について、よくある疑問とコツを教えてもらいました。

Q.栄養不足の髪。ドライヤーの前後にトリートメント剤は付けたほうが良い?

A. 濡れている状態の髪は、栄養分が入りやすくなっています。ドライヤー前は、髪の内部に浸透しやすい水溶性のミストやミルクを付けると良いですよ。一方、オイルトリートメントは、乾いた後にキューティクルを保護する目的で使うものが多いです。製品によっても異なりますが、一般的にはドライヤーの後に使用します。この時、ギュッと握り込むようにつけると適度に油分が行き渡り、スタイリングが崩れにくくなります。

Q.ドライヤー前のタオルドライとは?

A.タオルで髪の水分を拭きとることをタオルドライと呼んでいます。ドライヤーの前には必ずタオルドライで、余分な水分は取っておきましょう。乾かす時間が短縮され、髪への熱ダメージが減少します。方法は、髪の毛をまとめて、タオルでキュッキュッと握るようにして水分を吸い取らせます。2回ほどである程度の水分が取れます。そこから、ドライヤーをかけます。

Q.なぜ、ドライヤーを振って乾かすのがNGなの?

A.ドライヤーを左右に細かく動かすと風で散った髪の毛同士がこすれ合い、キューティクルが損傷しやすくなります。また、毛先に風があたるため、必要以上に乾いてしまい、パサつきの原因にもなります。ドライヤーは左右に振らずに、ゆっくり風をあて、手ぐしで乾かします。手ぐしを通すと、手のひらの皮脂が髪になじみ、自然なツヤ感を引き出しやすくなります。

インタビューを終えて

ドライヤーを振って、髪を風でなびかせながら乾かしていた人も多いのでは? 正しい手順でドライヤーを使うと、うねりや広がりは驚くほど抑えられます。うねり・広がりのない美髪への第一歩は、自己流のドライヤー習慣を見直すことから始まるようです。

店名:ほへと。

住所:東京都新宿区新宿5-8-22 中銀マーブルマンシオン101

電話番号:03-6709-9233

URL:https://hoheto.tokyo/

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