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eスポーツとは

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2018年は日本においてeスポーツ元年とも言われており、今後より大きな展開を見せていくことが予想されています。

早速ですが、このeスポーツとはそもそも一体なんなのでしょうか?
まず言葉の定義から分解していきます。
eスポーツの「e」とは「electronic」であり、「電子」をさす英語です。
スポーツはそのまま「sports」で、「競技」という意味をもつ英語です。
この「e-sports」をそのまま直訳すると「電子競技」となり、実際、eスポーツはそのような呼ばれ方をすることもあります。

1. スポーツの歴史

スポーツというと一般的に運動競技というイメージが強いと思いますが、
言葉の定義を改めて考えてみるとそこに運動という意味は本来ありません。
「スポーツ」は英語ですが、この語源はラテン語の「deportare」(デポルターレ) であると言われており、意味は「気晴らし」や「娯楽」などを指します。

スポーツは有史以前から行われていたそうで、長い歴史を持つ競技にはかつてオリンピックでも行われた「ポロ」などがありますが、この競技の発祥は紀元前だそうです。
また古代からは大きなスポーツ大会があり、ローマのコロッセオや、ギリシャのオリンピアを発祥とするオリンピックが広く知られているものと思います。
中世頃には上流階級のみが行えた狩猟 (スポーツハンティング) があり、この頃から次第にディベートや歌劇、カードゲーム、ボードゲームなどがスポーツとして広まったと言われています。

このように古くからスポーツは行われており、時代が進むにつれだんだんと変化しています。
分類や呼称も増えており、スポーツカーやボートなどの機械的な動力を使うものをモータースポーツ、このところ多数の棋士が注目を浴びる将棋やチェスという競技は頭脳を使ったマインドスポーツと言い、これらに対し身体を用いるものをフィジカルスポーツとも言うようになりました。
また、eスポーツは電子機器を用いた競技ということになりますが、近年の動向としては一般的にテレビデームなどのコンピューターゲームで競うものを指しますので、今回はこの「ゲーム」に関するeスポーツについてご紹介していきます。

2. 国内と世界でのeスポーツへの動き

eスポーツは、世界的にはすでにひとつのスポーツジャンルとして大きなものとなってきています。
日本での発展は世界的に見ると遅れていますが、2010年に日本初のプロ格闘ゲーマーが誕生したことをきっかけにだんだんと認知度やプレーヤーは増えてきているそうです。
認知度の増加に関しては、それ以前にもオンラインのサービスを用いた対戦映像の観戦者は多くいましたが、大会自体が増えてきたことに加え配信技術の進歩も背景にあると言えるでしょう。
最近は、多くの人が知っている大手の動画サイトだけではなく様々なプラットフォームが出てきており、またSNS上でも観戦が可能になっています。
この認知の拡大にはほかにも、スマートフォンやタブレットの普及もひとつの要因としてあると思われます。
というのも、屋内外問わず配信映像を見ることが簡単になったことで観戦者の増加に繋がり、また本来ゲームをするためには専用のゲーム機やある程度性能の良いPCなどが必要とされていましたが、いまや多くの人の持つスマートフォンやタブレット用に様々なゲームが配信されており、それを扱った大会も近年増えてきています。

別の要因として、ゲーム業界はもちろんですが、近年ほかの業界からもeスポーツへのアプローチが見受けられるようになってきました。
昨年はJリーグがeスポーツ大会を開催したり、自動車メーカーや食品メーカーもeスポーツ業界への参入を開始しています。
ほかに国内での大きな動きとしては、日本プロ野球があります。
実際の12球団からドラフト指名された12チームが競い合い優勝を目指すというもので、すでに大会を開催された実績が複数回あります。
また、海外では北欧の大手家具販売店がeスポーツ向けの家具製作を行ったり、米国海軍がeスポーツチームとパートナー契約を行ったりもしています。

3. eスポーツのジャンル

eスポーツはその名の通り競技性のあるものです。
ですので、個人で楽しむロールプレイングゲームやアクションゲームなどの多くは該当せず、プレイヤー対プレイヤーで勝敗を決するものがeスポーツと呼ばれています。
主にeスポーツとされているジャンルは以下が挙げられます。

  • 格闘ゲーム
  • レースゲーム
  • パズルゲーム
  • カードゲーム
  • シューティングゲーム
  • スポーツゲーム (サッカーやテニスなど)
  • RTS (リアルタイムストラテジー)
  • MOBA (マルチプレイオンラインバトルアリーナ)

これらがメジャーどころですが、RTS (リアルタイムストラテジー) とMOBA (マルチプレイオンラインバトルアリーナ) については初めて目にした方も多くいらっしゃると思います。
この2ジャンルは少し似ているジャンルで、かんたんにいうと将棋やチェスのように戦場を模した対戦を、それぞれ交互に駒を動かすのではなくリアルタイムに行っていくものです。自軍そのもの、あるいは自分の操作キャラクターを少しずつ育てていき常に動き続ける戦場のなかでさまざまな判断を求められ駆け引きを行っていきます。
この2ジャンルの大きな違いは、RTSは主にプレイヤーが1:1で戦いますが、MOBAはチーム戦で戦うというところです。
RTSは1人で多くの的確な指示を出していく能力、MOBAは臨機応変な判断力とチームワークが多く求められます。
MOBAは比較的新しいジャンルで、RTSから派生したジャンルともいわれていますが、MOBAのあるゲームタイトルはひと月あたりの全世界のプレイヤー数が1億人を越えるそうで、日本の人口を越える日もそう遠くないといわれるほどの人気を博しています。

高校生を対象とした大きな大会が開かれたり、国際的な大企業が参入しはじめたりと日本でもどんどんと広がり始めたeスポーツ。
オリンピックの競技になるという噂が出たりするほどですが、そう遠くない未来で実現されるかもしれませんね。
近年ではVRやARなどの技術も大きく発展していますし、今後eスポーツ業界がどのように広がっていくのか非常に楽しみです。

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